技術情報

       

石膏とは

 石膏とは硫酸カルシウムを主成分とする鉱物で、 岩塩と共に世界各地で産出されている他、
石油・石炭の燃焼に伴う排煙脱硫の副産物として製造されております。
 素材としては、彫像の素材や漢方薬の一成分としてなど、古くから利用されてきました。
現在では建築、工業、医療、工芸・美術などの幅広い分野で利用されるとともに、
パテの主原料として使われております。


高品質製品の開発・製造

 弊社では「良い下地作りは良い素材から」をモットーに、
目的・作業・仕上げを最大限に活かすべく、原料石膏である
α石膏・β石膏を特殊技術で製造することにより、
他の追随を許さない品質を実現しています。

α石膏とβ石膏の違い

α石膏の結晶形状

α石膏の結晶形状は、原料石膏の
形ではなく単一で緻密な結晶に変化
している。

α石膏の製造方法(湿式)

  1. 原料石膏を高圧釜中にて
    水蒸気加圧し、140~150℃
    位の温度で加圧脱水する。

  2. 加圧脱水したα石膏を乾燥後
    粉砕しパテ用の焼石膏として
    使用する。


※やせが少なく堅固なジョイント部が
  得られるのが特徴です。

β石膏の結晶形状

β石膏の結晶形状は、原料石膏の
ままの形で、結晶内には無数の気孔
が発生している。

β石膏の製造方法(乾式)

  1. 原料石膏を平釜中に直火で
    160~180℃位の温度で
    焼成脱水する。

  2. 焼成したβ石膏を粉砕し
    パテ用の焼石膏として
    使用する。


※ボリュームがあり作業性が
  良いのが特徴です。

各製品ごとに使用目的、作業、仕上げを考慮し、
α・β
石膏の特徴を 活かして、
単独あるいは混合させたものを原料として使い、
最良の製品を作り出しています。